2016-01-17

ビッチキラーの戯言

世の中には「ヴァージンキラー」と呼ばれる処女ばかりを喰う男がいるらしい。

私はそれとは正反対で、いわゆる「ビッチキラー」みたいなものである

単純に言えば、性経験の多い女ばかりにモテて、処女やウブな娘には一切モテないことを指す。

世の中には私のようなビッチキラーになりたい男はいないらしい。それだけ男は性経験の少ない女が好きなようだ。

私もこんな役目は御免だが、普通に生きていてこうなるのだから、どうしようもない。

こんな立場にいると、面白い体験をする。処女を失った途端に、女が私のことを好きなフリをするのだ。

その格差はあまりにも恐ろしく、男の私でさえも引くほどである。女は性経験の有無で男の好みが変わるらしい。

私の立場から見ると、女の好みは経験前では「動物として優秀に見える男」がモテて、

経験後では「結婚相手として優秀に見える男」がモテるらしい。私は動物の雄としては最低の部類に入るのだろう。

良い女にモテるためには、地位名誉を得るために努力することではなく、いかにオスとして優秀であるかをアピールする必要がある。

私にとってはそのような生き方苦痛しかない。しかし、良い女を獲得するためにはそのような生き方をするべきなのだろう。

私の周りにいる女であっても、街を歩いている女であっても、今の私には生理的嫌悪感しか感じられない。

たぶん私は、一生結婚することが出来ないだろう。それであっても構わない。どうせ良い女を抱くことは出来ないのだから

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