文明社会に生きる真面目な学生である私は、平日は早起きしなくてはならない。そのため、休日はできるだけ遅く起きようとしている。また、普段できない夜更かしもする。
しかし、夜更かしした分寝ているだけに過ぎないので、これは単に生活リズムを破壊しているに過ぎない。
平日は、大学へ向かい講義を受け帰宅するという一連の流れによって進む。流れに身を任せていれば勝手に時間が進んでいく。
休日はそうはいかない。何をするかを自分で一から組み立てなければならない。この一大イベントを週末二連続でこなすには、相当の労力が必要だ。
平日は社会生活に勤しみ、休日はまた別の苦労をする。これでは全く休まらない。
「休日に何をするか考えることすらできないならば、休日は何もせずだらけていればいい」と思うのは無理も無い。しかし、先ほど述べたように真面目な学生である私は、何もしない休日を過ごすたび、漠然とした罪悪感に苛まれることになる。
休日あり方について問いたい。