自己投資というのは、投資というからには将来的なメリットに還元される活動を指す言葉だ。より具体的に言うと、仕組み化の構築や、将来に渡って価値を生み続ける活動だ。
例えば、猛勉強して資格を取り、将来に渡り収入が増える場合などは、その勉強は自己投資だ。
あるいは、仕事の情報収集のために、RSSフィードを整理するなどの行動も、行動としては仔細だが、将来に渡り有益な情報を得られる仕組みをつくるという意味で自己投資だ。
ところが、疲れたからマッサージに行くのを自己投資という女がいる。あるいは服を買うのが自己投資という女もいる。
マッサージは単なる一時的な回復だし、必要ではあるが自己投資ではない。体力をつけて疲れない体を作るというならまだ自己投資かもしれないが、マッサージは単なる回復だ。
服を買うのは自己投資だろうか?もし服装によって明らかに仕事に良い影響が出る場合は自己投資だろうが、大半の場合はそこまで影響はないだろう。単なる浪費に過ぎない。
浪費をしたいだけの人間にとって、「自己投資」ほど都合のいいワードはないのだろう。自分で自分に自己投資と言い聞かせて、浪費を正当化したいだけだ。勘違いも甚だしい。
それはまったくその通りだが(そして既に言い古されていることだが) 単に人を攻撃したいだけなのに大げさに偉そーに書いて批評だからって正当化する人も多いよねー。