2015-12-06

今年のM1を観て思うこと

例年になく面白かった。準決勝の前半のコンビ名すら知らない若手たちの漫才は狂っていて本当に素晴らしかった。

だいたいNon Styleが優勝した年だろうか、みんなお行儀よく、人様の前でという留保付きで狂っていた。たしかスキルは高いんだろう。日々精進していく漫才という芸の世界切磋琢磨し、その成果を発揮するとなると、ああいったキレイで洗練されたスキル称揚されるのだろう。

今年のM1は本当にワクワクした。特に最初の四組とタイムマシーン3号は。

審査員もあの頃のワクワクしたオンエアーバトルやM1全盛期時代の歴代優勝者たちが揃っていた。チュート徳井も、あのオンエアバトル時代の何をしでかすか分からない、冒険心と知性が合わさった顔をしているように見えた。

結果は、準決勝最初の4組とタイムマシーン3号の敗退だった。がっくり。紳助がいなくなって松本がいなくなって、ついにお前らの時代じゃないのかよ。お前らがお前らみたいな未完成でごつごつした若手をフックアップしなくて誰がするんだよ。

決勝に残ったのは、どうみても現存お笑い体制で生き残れる面々だった。トレンディエンジェルの右側さんよ、あんたはエガちゃんにはなれない。

  • anond:20151206214159 他のネタも見たかったのに残念。 決勝戦3組ははぐだぐだ。 タニタ! 体がトクホのポーズに!!

  • なんだっけ。 確かに。最初の3,4組は、南海キャンディーズを初めてみたような感激だった。 ”メイプル超合金”の赤い人(カズレーザー)が宇宙海賊コブラに憧れているってだけで...

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