■http://anond.hatelabo.jp/20151012161645

子供嫌いと言っている人の大半は、子供が嫌いというよりは、子供を連れている親が嫌いなんだと思う。

より正確に言うと、子連れの親の傲慢に見える態度が気に入らない、ということなんだろう。

満員電車のベビーカー問題だって、ベビーカーに乗っている子供ではなく、TPOもわきまえずベビーカーで乗り込んでくる親に対して腹を立てているに過ぎない。

或いは、こうした行為を擁護する社会の風潮に対して苛立っている。

こうした気持ちを端的に子供嫌いと表現しているケースが多いと思われる。

また、子供が嫌いというよりは、子供の姿を見るのが辛いという人もいる。

子供が欲しくても出来なかった人、機会のなかった人にとって、子供の姿は一種のトラウマになる。どれほど望んでも手に入れることのできなかった存在は、出来れば目にしたくないのが本音だ。

別に子供が嫌いではないが、ゾーニングはしてほしい、そっとしておいてほしい、そんな気持ちとは裏腹に、子連れで入れる場所、子連れで行けるところをを増やしていこうという動きがある。

そんな世の中の流れに嫌気がさして、子供が嫌いと表現しているケースもある。

そして、純粋に子供自体が嫌いというケースもあって、こういう人たちは増田の言うようにメンタル面に問題を抱えているんだろう。

小さくてとるに足らない存在でありながら将来の社会を支えるメンバーのことを、自分自身の過去の映し鏡である存在のことを、純粋に嫌いと思える精神は、やはり異常としか言えない。

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