自己申告でとりあえず回しておいて、後から齟齬が出たら事後的に修正する、ってシステムなんだよ。
例えばこないだ小切手を何枚か窓口で預けたんだが、預けるときに合計額を自分でdeposit ticketというのに書いて出すのね。で、窓口の人はちらっと小切手の宛名を見るだけで、預金額についていちいち小切手の金額を精査して計算したりしない。こっちが記入した合計額をコンピュータに入れてレシートくれておしまい。
もちろんここでの預金金額は「仮」で、使途がある程度制限されるんだけどね。小切手が巡り巡って最終的に帳尻が合った時点で制限が外れる。
そういや預金通帳も自分で記入するんだよ。そんで毎月銀行からステートメントが送られてくるからそれと突き合わせる。矛盾があればクレームして直させる(向こうのミスが時々ある)。基本的に小切手ベースだし、現金絡む場合はレシートを取っとけばトレースできるからね。
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」って映画観たことなければおすすめ。小切手の電信認証システムが整備されたのって結構最近。俺がアメリカ来たころはまだ小切手の現物が相手銀行に送られてそこでクリアされる、ってことをやってた。