・強迫と一級症状は概念としては区別できるけど、因果的には類似している感じ。
たとえば、馬鹿げていると思っているのにそうしないと不安でやらざるを得ないって症状は、させられ体験と類似しているかも。
また、強迫行為ができなかったときのぜんぶダメになった感は世界没落体験とかと類似しているかも。
おおまかには、強迫では悪い結果が強い不安とともに生々しく思い浮かびやすい。
典型的な被害妄想では、自分の好ましくないとされる特徴や不当な非難などが生々しく思い浮かんで頭から離れないことが原因で、そのことを外部からの犯罪的な(場合によっては独特な? 異様な?)影響によって説明してる感じ。
考えないよう、思わないように頑張っても、それが頭から振り払えないことが続けば、その考えが自分にはどうしようもできないもの、より強く言えば自分のものではないと感じるかも。
・似たような症状を体験していても、その体験の説明の仕方によって、診断が変わってしまうのではないか問題。
主観的なだけではない共有できる出来事の体験でも、話盛っておおげさに話す人とかいるが、そういう人は統合失調症とされやすいのではないか。
いや出される薬が適切なら診断の違いは重要ではないか。