2015-03-15

アウトプットをどこに持っていくか〜和菓子屋について〜

いつも和菓子屋に対して思うことがある。

年配の方や家族お土産用に買いたいときに、和菓子詰め合わせを探すのだが

最中5個セット」とか「どら焼き10個セット」といった同じものを何個も詰めあわせたセットが多い。

会社へのお土産ならまだしも、どら焼き10個セットって

だ れ が そ ん な に 同 じ も の ば か り 食 べ る ん で す か ?(ドラえもん?)

そう思って、いつもわたしはバラ売りを箱詰めにしてもらうのだが、それが結構厄介。

「そのお菓子の組み合わせを入れられる箱はございません」みたいなことを言われたり

「箱に合うように何種類か(もうなんでもいいから)詰め合わせてください」って言ったら「お客様のご希望のものを箱詰めします」とか言われて「じゃあこれを」って言ったら「それは難しいです。」みたいなことを言われたりする。(だからキトーに入れてくれって言ってるんだよ)

そもそも和菓子の一つ一つがとても美しくて、美味しくても(例えば生菓子のように)、

プレゼント用の箱にカスタマイズできなかったりと、集合体として美しくなければ意味がないと思う。

高級な和菓子ってたいていお土産用のために買い、自分用には滅多に買わないと思うのだけれど(わたしだけ?)

それがプレゼント用に最適じゃないとはどういうことなんだろうと思う。

極論、箱に詰めやすいように和菓子一個一個の形を統一してしまうべきではないのか。

箱に入れるまでが和菓子屋職人仕事ではないのか。

この場合、一個一個のアウトプットにこだわりすぎて集合体としてのアウトプット全然なってないのではないか

まあ、今までそれをしなくても儲かってきたから、変える必要ないでしょ?とか思っているのかもしれないけれど。

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