認知症になる前から訪問ヘルパーとかを利用してる老人は、ある程度以上おかしくなってくるとヘルパーが気付いてケアマネージャーに相談したりできる。
そういうのも使ってない人は、俺の知る範囲だと、民生委員というのが定期的に訪問してたりするよな。
俺の実家も今は年取った父親一人なもんだから、自治体から時々ちょっとしたお知らせと称して人が来るようだ。
父親はまだ元気なのでそれ以上の事は特にないが、そこで何かおかしいようなら、自治体が再度人を送ったりしてもう少し話が進んだりするのかもしれない。
民生委員の権限は大して大きくないようなので、認知症の自覚がなくて身体的に元気な人を施設に入れるのは難しいだろうが、そういう人が地域にいると周囲が知ってて定期的に巡回していれば、急死以外は最終的には病院に流れ着くんじゃないか。
独居認知症老人が転倒骨折(あるいは病気で倒れるなど)→民生委員が発見→救急車で入院→病院から施設を探す(もしくは病院でそのまま亡くなる)、みたいな流れで。
何しろ救急車ってのは通りのすがりの他人でも呼べて、一気に入院まで持っていけるシステムだから、この流れは強い。
さいきんになってよく報道されて耳にすることが多い話題なんだけど、これまで認知症患者ってどうしてたの? 最後をきちんと世話して看取ってくれた人って全体の何割くらいなわけ? ...
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