2014-12-17

グーグル昇給

後輩の男が

「先輩、パソコン起動しなくなっちゃったんでちょっと貸してください。」

と言ってきたので貸してあげた。

後輩は、エクセルの帳簿ファイルを開き「冷蔵庫」と入力するために「r」を入力した。

すると、

「来月昇給な」

グーグル予測変換してきた。

俺のパソコンにはグーグル日本語入力を入れてある。

いまさらグーグル日本語入力オフになんて出来ない。

おっとやべえなとこの辺で気づいた。

続けて、

「黒ボールペン」と入力しようと「k」を押すと、「黒ブラ」と予測してきた。

ここまでなら後輩も、

「黒ブラック企業が多い中、昇給も考えてくれている。なんていい会社なんだ。」

と思っただろう。

しかし、最後に「パンク修理代」と入力しようと、「p」を叩いたその瞬間後輩の手が一瞬止まった。

グーグルは「パンツの柄」と予測してきたのだ。

後輩は見なかったことにしようとするために慌てて「パンク」と入力しようとする。

しかし慌てた後輩は、ミスって「パンツ」と入力してしまう。

慌てて後輩は、ミスってバックスペースを三回押してしまう。

また「p」から入れなおすことになってしまい、ずっと「パンツの柄」が表示されている。

「来月昇給な」

「黒ブラ」

パンツの柄」

こんなスリーヒント出されたら江守徹でも自信を持って

昇給先生!」

て答えるぞ。

「p」入れた瞬間の顔見てすぐこいつはてなーだって気づいたよ。

口止め料代わりの昇給目当てで俺のパソコンに侵入してくるとはとんだ昇給野郎だな。

こんな昇給便利ツールますアンインストールな。

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