ブクマされている増田は、「自分が感じている違和感がうまく文章化されたものとその解決策」がとても多い。
7〜8割はそうじゃないだろうか。あとは娯楽文章だろう。
釣り増田を書いている人達もそこら辺を心得て書いていると思われる。
「ああやっぱり同じ人種がいるんだ」と共感し、スッキリする体験…小さなアハ体験はとても大事だと思う。
けれど、本当はその増田はもう一歩進んで、自分の中で咀嚼してアウトプットするもんだと思う。
自分の違和感を形にされてブクマされた増田というのは、短文の自己啓発本のようなものだから、
何度も読み返して、人生を少しずつ豊かにする良いものだと思うよ。
また、釣り増田を書く人は、前に増田であったツッコミの技法でも書いてあったけれど、
「違和感に対していかに早く的確な言葉を発するか」という違和感探しチキンレースを増田で展開しているに過ぎない。
100点満点中30点の文章ばかり量産する人達だから、軽さが透けて見えるよね。読んでいて面白い文を書いて欲しいのだけれどね。
結局「多くブクマされた増田一覧(ブクマTOPページ)」は第二のナンシー関のようなものを求めた人達の集合知なのではないだろうか。
つまり20年前から結局本質的に人間は変わっていないのだなということ。
だからどうだというものでもないけど、自分達は20年前の人達とまだ同じような閉塞感、違和感を抱えて生きているのってちょっと滑稽だね。