2014-07-05

ちゃんと勉強すれば結論が一致する(と想定されている)のが科学で、各人答えがばらばらで、それでよいとされているのが趣味。では政治はどちらだろう。自由や権利平等などの概念をちゃんと勉強して、利益配分とか格差解消とかそういう問題に対するアプローチの仕方も勉強して、その上で歴史現状認識もきちんと踏まえると、政治的問題に対しても答えはひとつに絞られる、あるいは、論外な答えを排除できる、のだろうか。

というか多分そう。その点では政治は各人の思想信条が入り込む余地よりも、客観的検証できる手続きを重視すべきという意味で、科学に近い。もちろん、実際にはさまざまなしがらみとかパワーバランスがあるので、そううまくはいかない。どうすればちゃんとした政治ができるのか。左翼有権者勉強すればよいと信じて疑わず右翼有権者が(自分たちがそうであるように)勉強放棄して伝統とかそういうのに従えばよいと思っている。そのどちらでもなく、となると、くじびきとかそういう偶然的手続きしかないのか。

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