卒業研究に入るまでトーケーガクとはまったく接点がなかったことは、オレがボンクラなせいなのか大学教育パッケージの不備なのか。
なんじゃこの棒グラフについてる変な細い棒は…。
いまから思えば大変浅学なことであるが、当時のオレはそれがなんなのかまったく知らなかった。
標準誤差ってなんだ。標準偏差ってなんだ。っていうか、この変な細い棒が標準偏差のときと標準誤差のときがあるのはどういう基準でそうなってるんだ。
統計の本は一冊入門書を読んでもあまり分からない。書いてあるのは日本語なのだが、通読しても狐につままれる気持ちになるだけで一向に腑に落ちぬ。
確率変数ってなんなのだ。確率分布ってなんなのだ。正規分布? 標準化?
そういう初歩的なところから亀の如き歩みで読み進めていっても論文にはまだまだ謎の単語が出てくる。
t検定? 分散分析? 非線形フィッティング? 最尤法? ブートストラップ法? エトセトラエトセトラ…
全くわからないままオレはほぼ独学で(研究に必要なだけは)理解してきた。
いま、オレはそういう当時のオレと同じ気持(であろう)奴らを相手にしている。
いつものテンプレクズが
ハア? オレの書いた増田のどこがテンプレなんだよ。 死ね。