いまさらではあるが、
「今日は入社日でした!これから社畜になりま~す」
「いま研修中だけど社畜やってる感高いわ~」
みたいなつぶやきをよく見る。
4月は新社会人が増える時期なので特に。
社畜ってそもそもブラック企業に身も心も捧げちゃうような
あるいは会社の歯車としていいように使われている
自分や他人を蔑む意味で使われていた言葉だったはず。
しかし今では「社会人」を表す
単なるステータスとしてしか使われていないように感じるし、
何故か自分を社畜と表現し始めた人たちからは嬉しさのようなものがにじみ出ている。
日本人らしいというか何というか、
自分を堂々と社会人!と言えない自信なさげな人たちにとっては
自分を蔑みつつ、社会人アピールできる言葉は都合が良いし
何より「働いている=落伍者にならずに済んだ」という勝手な安心感もあるので
アピールしたくてたまらないんだろうなあ。
これで誰が一番割りを食うのかと言えば、
やはり本当に社畜としての立場に苦しんでいる人たちなんだろうね。
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