2014-03-19

メディアの業

http://www.huffingtonpost.jp/yoshifumi-nakajima/obokata-hanyu-samuragochi_b_4988816.html

自分はしがない下っ端広告サラリーマンだが、この記事は解りやすかった。

メディアにとっては、どんなに崇高な理想も思いも、クリックされなきゃ、

読まれなきゃ、売れなきゃ意味が無いのだ。

もちろん炎上マーケなどではなく、ポジティブ情報が伝達していけばイイ。

でも、羽生結弦選手の話じゃないが、(羽生選手の感動的なストーリーは素敵とかいう)情報

ポジティブだとしても、それは相手を見た話ではない。

あくまでも受けての偽善や義憤が満たされるかどうかという話。

なので、メディアはより受けてに刺激的で、チープな感情を動かすもの

必然的に動いていく。それを抗うメディアは発信者に相当に実力がなければ淘汰される。

悪いもの、質の悪いもの、単純に刺激的なものは残りやすく作りやすいのに、

良いものは本当に残りにくく、広まりにくい。

さらに今では情報の配信者大衆化・一般化したために、ますますチープな情報にあふれている。

解りやすい怒りや解りやすい感動以外は情報が伝達しないため、

本当に考えなければならない問題や、追求しなければならないことは何一つ広まらない。

今まで下らないことを広めるために四苦八苦したノウハウ

今こそ広告屋は本当に大事なこと伝えるために使ったらいいと思う。

大衆が生み出す、求める駄目な情報を上書きする策を寝るべきだ。

  • 岩波文庫が売れている間は大丈夫じゃないかな? 売るためにチープな情報を率先して流しているのが、日本の既得権益メディアね。 日本でも、ネットメディア(企業のもの)は良質アル...

  • 言及されるほどアクセスが増える アクセスが増えるほど収入が増える この構造がある限りどうしようもない。 http://anond.hatelabo.jp/20140319142304

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