2014-02-11

靄が馴染んだような人生

  

受け身になりたいときがある。

  

自分からは何もしたくない。何も考えたくない。

それならば、適当に昼寝をしたり散歩したり、ぼけーっとしてればいいのだが、それでいて猛烈に自分を刺激したくなるときがある。

  

読書はだめだ。読む気力がない。映画・・・盛り上がるまでに時間がかかる。だるいドラマ・・・そうだドラマがいい。音楽・・・音楽でもいいな。

  

そして、アルコールアルコール必要だ。

  

日本酒のお湯割で、まったりリラックスできる余裕はない。

余裕がない・・・?そう、つまりこれは余裕がないということなのだ。

ウィスキーを食道へ流し込む。

思考に靄がかかる。

  

どてんと、ベッドに倒れ、

今日土曜日だったら、と思う。

でも決まって今日日曜日

明日会社

憂鬱な一週間・・。

  

でも、気づけば会社の席にいて、

なんてことはない一週間があっという間に終わる。

  

これは5年以上前に書いた文章。

  

そういうことも、近頃はまったくなくなった。

順応したのか洗脳されたのか成長したのか、あるいは何かを、何か大切にずっと持っていたものを諦めたのかもしれない。

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