2013-05-28

ごんぎつね感想

子供が、子供っぽくない感想文を書いたから揉めたんだよね?あんまよく知らんけど。

じゃあ、大の大人が、出来るだけ大人げない感想文を書こう。

どうやら子供は、ごんぎつねが撃たれてもしょうがない、と書いたんだよね、たぶん。

ごんぎつねを読んで。

私は、ごんぎつねを読んで、当たり前のように持ち出された火縄銃に驚きました。

まず、私は銃というものを実際に見たことがありません。現在では、鉄砲を所持するのにはそれはそれは様々な手続きを踏まなければならないのです。まして、市街地で発砲しようものなら、例え正当な銃所持者であっても後ろに手が回ります

ところが、兵十はどうでしょう

ごんぎつねを見つける。ズドン

アメリカ南部か、と思いました。

話の構造を考えると、時代背景は古くても百年から二百年前だと思われます

また、兵十は好意的に見ても裕福ではありません。

しかし、銃を所有している。

ここに、現代日本とは比べものにならない、銃所持へのハードルの低さが読み取れます

アメリカ南部で銃の所有数が多いのは、自衛の為ですが、兵十はおそらく山での狩猟だと思われます

さて、わずか百年か二百年前に当たり前に鉄砲の所持が出来たことに私は改めて考えさせられました

また、ごんぎつねが撃たれたのは、自然とのなれ合いではなく、対峙を以てのみ、人類は身の置き場があるのだというメッセージに感じました。

  • つか、理想の模範解答が帰って来なかっただけで、慌てる大人の図なんだろうな。 子供なんだから、いろんな回答が帰ってくるに決まってる。   それを 模範解答を求めることで 子...

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