当方男。自分のことは棚に上げて書く。
ネットでたまに新しい知り合いができるんだけど、女性に比べて、男性のつまらなさといったらない。受け答えのテンポや語彙のセンス、話題の広げ方やネタを拾う能力といった点において、面白いと思わせてくれるような男性が圧倒的に少ない。ある特定の偏った知識が豊富な人間は多いが、一人よがりになったり、そのジャンルの話を知ってることを前提に話を進めたりする。興味のない人間やそのジャンルを知らない人間にとっては、つまらないだけでなく、話を聞いているのが苦痛になることさえある。
もちろん個体差はある。自分が男ゆえに、女性を贔屓目で見てしまう可能性もあるだろう。しかしそれらを差し引いたとしても、男女のこの差は歴然としている。
なぜこのような差があるのか、考えてみた。
いわゆるネット志向の人間は、リア充になれなかった内にこもる人間が多い。その中でも男性の場合、自分のテリトリーの中でのコミュニケーションで満足してしまい、それ以外の一般的なコミュニケーション能力が不足しがちだ。なのでいざジャンル外の人間とやりとりしようとしてもうまくいかない。
一方女性の場合、自分のテリトリーを持ってはいても、その中でだけではなく、いわゆる女子的な一般に対するコミュニケーション能力が要求されるシーンが多い。男性よりも「見られる」場合は多いだろうし、いわゆる女子的グループに属することで「たてまえ」でやり取りすることもあろう。そういう経験ゆえに、同じネット界隈の人間であっても、一般的なやり取りをうまくこなせるスキルを身に着けている・・・のではなかろうか。
>>> 自分が男ゆえに、女性を贔屓目で見てしまう可能性もあるだろう。 <<< いや、それだけだろ。同じこと話してても話し相手が女の子だと10倍増しで楽しいよね。