2013-04-05

コスプレ会場の境界線の話

日本オタクカルチャーでは、どのジャンルにも多かれ少なかれルールが決められている。

大半が「一般人から白い目を向けられないよう(「迷惑をかけないように」、ということが多い)、ひっそりやりましょう、というルールが多いように思う。

コスプレ」に関しても、もちろんルールは決められている。

自分コスプレをしないのであまり詳しくないのだが、一番の大前提は「イベント会場以外ではコスプレ禁止」というものだ。

まあ、町中にもかなり奇抜な格好の人は歩いているものだが、元ネタがあるものとなるとまた別なのだろう。

危険な装飾がある衣装もあるだろうし、納得の行くルールである

最近気になっているのは、この「イベント会場」の定義である

たとえば、同人誌即売会では、コスプレOKと銘打っているところも多い。

そのような会場では、ぜひとも堂々とコスプレしていただきたい。

では、他のイベント会場はどうだろうか?

当然だが、すべてのイベント会場で、いちいちコスプレOKかどうか明記されているわけではない。

そんななかで、最近とくに目立つように思うのが、ライブ会場でのコスプレである

ライブ会場におけるコスプレの特徴は、コスプレしたまま会場外を歩きまわる人が多いことである

会場外で撮影している人も多く、「イベント会場」がどこまでの範囲を指すのか非常に曖昧だ。

コスプレイヤーの方々は、この点をどう考えているのだろうか?

コスプレダメなら法被やらTシャツで出歩くもダメだろうという向きもあるとは思うが、今回は割愛する(個人的には法被くらい脱いでほしいが)。

そしてなにより気になるのが、同人誌即売会などの参加者と違って、ライブ会場の客はコスプレを見に来ているわけではないため、見られたいという意識が強いと言われるコスプレイヤーの方々は、それで満足なのだろうかという点である

つまるところ、コスプレイヤーの方々は、ライブ会場でコスプレをしても欲求が満たされないのではないか?ということだ。

自分コスプレをすればわかるのだろうか。

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