2013-03-28

プログラマーを志すな、若者

最近プログラマーがどうとか、プログラミングはこうだとか、様々な観点で書かれたエントリ

よく見かけるが、結局は、俺達プログラマは凄いんですよ、めっちゃすごいんですよそんな簡単に

できるもんじゃないんですよ。というのを遠回しに言いたいだけなんだと思える。

今時の若い子にプログラマについて聞いたら、かっこいいとか、すごい、みたいな印象が

あるらしい。昔はゲーム好きなやつらが、プログラマを目指すという動きがよくあったように

思う。

でも、プログラマって、俺が思うにただの翻訳者なんですよね。

同時通訳、とかあるよね。

英語から日本語に訳す。日本語からロシア語に、とか、そういうあれです。

アルゴリズムがとか設計思想がとか、それこそ、プログラミング言語がなにがいいとか

コレが悪いとかそんなん関係ないんですよね。

結局、人間の思考を、機械が理解できるように翻訳する作業。それがプログラマ仕事なんです。

そんなんで、人が思いもしないようなものを生み出したり、ものすごいことを

やってのけたり、人を感動させるようなゲームを作ったり、できるわけありませんよね。

だって、ただ翻訳する人なんですから

語弊が無いように言うと、当然技術としては、作れる力は持っていると思う。

ただ、プログラマという職業がやることは、ただの翻訳作業なのである

からみんなプログラマになりたいとか、思わない方がいいんだよ。

プログラマじゃなくて、プログラマを使える人になろうね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん