ニッポンの「物語を売れ」のいやらしいところは物凄くマイナス寄りの物語でモノを売ろうとするところ。
・絶対不可能と言われた完全無農薬無肥料栽培のりんごを8年間の極貧生活を乗り越えてつくりました
・最初の劇場公演からブレイクして、東京ドームでコンサートをするまでの苦労・挫折・喜びを「物語」として顧客に提供
と、物凄い勢いでマイナスイメージの物語が押しつけられ、そしてその昇華に「広告を受けた消費者による購入」が位置付けられているって構図。
ホントうんざり来るわー。強迫的なんだよね話の持って行き方が。
「これを買うとこんな風に消費者を利しますよ」じゃなくて、「これを買うとこんな風に作り手の苦労が報われますよ感傷が共有されますよ」だもん。既にベクトルが憧れですらない、同情混じりの共感めざす方向に行ってんだもん。
「物語を売れ」とまで言うんだったら物語単体で消費出来るようにしとけ。海外の面白CMや意表を突かれた広告ポスターのたぐいを見習えよ。最低限フリスク目指せや。
正しくは「物語で売れ」なのは周知のところだけども、これって実はいろいろとヤバいマーケティング(笑)なんじゃないだろうか。 たとえばこのページ、 http://clockworkapple.me/?p=6734 ちょ...
ニッポンの「物語を売れ」のいやらしいところは物凄くマイナス寄りの物語でモノを売ろうとするところ。 「物語を売れ」で検索して出てきた元記事?っぽいやつでは、 ・絶対不可能と...