2011-03-03

仕事プログラム書き始めてもうすぐ10年になるけど

結局プログラムなんて手数勝負なんだとつくづく思う。

コード量が増えれば増えるほど品質が落ちる。

逆説的な話だがプログラムを書くときは「書かないでます」のが仕事なのだ。

ぶっちゃけ「よっしゃガンガン書くぞ」ではな

「なんで書かなきゃいけねーんだよめんどくせーなー」

と思っていた方がうまく行く。

実際、書いたら書いた分だけずっと自分一人で面倒見るとかうざいし

からコードが少なくなるのは無条件に嬉しいことだ。


なので、同じことは2度と書かないように心血を注ぐ。

なんの処理をやっているか一目で分かるよう、

関数とかメソッドとかプロシージャとかはコンパクトに纏める。

そのためには作っては壊しを何度も繰り返したりする。

そして気がつけば、いっぱい書いてしまった部分が、

書き直すことで消えて無くなってしまうことが喜びになるのだ。

結局、なんも考えずやたらめったらコードを書くのと同じくらいの工期になったりするが、

後腐れは無いので楽だ。


更に言えば、あらゆる言語も、開発手法も、ミドルウェアも、ツールも、ライブラリも、フレームワークも、

詰まるところ可能な限り書かないでますためにあるのであって、

それを意識していればミスチョイスはかなり減ると思う。

というか自分に限って言えば、自分末永く楽できるかどうかだけで選んでいる。

一度でも横着することに味を占めると、誰でもそうなるはず。


自分はこれからも、短気で怠け者なプログラミング人生を送ろうと思う。

というか怠けられるのなら、人生の半分くらいはプログラミングだって構わない。

もはや怠けるのが好きなのかプログラム書くのが好きなのか分からなくなっているが、

どっちでもいいや。

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