元増田。うんごめん、知らない>PRとPRLの違い。教えて。分野外のことって、大抵、分からないでしょ。だから、増田みたいな匿名性の保たれたところで、情報交換をすることが必要なわけ。
情報系だと、下みたいなランキングのRank1の査読付き国際学会に、Full paper(大抵A4、8ページ~10ページ), oral presentationで通せたかどうかが重要。同じ会議名でも、4ページのことが多い、poster, short paperは評価が下がる。oral/posterの優劣は、発表形態の違いだから、会議によってはつかないこともあり、その場合は、会議のホームページを良く読むと優劣付けませんって書いてある場合が多い。学生の業績でよくあるのが、有名会議名+〇〇 Workshopという、会議に併設のworkshopに出した論文で、workshopの論文は基本的にRank 2, Rank 3の査読付き国際学会のFull paper, oralの論文より価値が下がる。workshopの論文の枚数制限はworkshopによってまちまち。
http://www3.ntu.edu.sg/home/assourav/crank.htm
…で、このランキングですべて決まるかというとそうじゃなくて、このランキングで"Unranked"になっている会議で、その分野の専門の人に聞くと、「それは最近出来たトップ会議だよ!」っていう会議がいくつもある。ただ、このランキングでRank 1になっているような会議にFull paper, oralで通すと、誰もが確実に「凄い」と思う。
この当たりの知識は、たぶん、物理の人にとってのPRとPRLの違いレベルの話だと思うのだが、お互い知らないよね。「知らないからお里が知れる」とかいう話ではなくて、分野をこえて業績評価する必要性が出てくるときのために、互いに情報交換しておくことが必要だと思う。
あと、「情報系は国際会議ベースだから不利」云々は、別に、単なる院生の俺だけじゃなくて、複数の先生が言っていることだから、そういう傾向があることは確かなんだと思う。俺だって駆け出しなんだから、軽々しく、物騒な発言はせんよ。複数の先生から、そういう発言を聞いたから、増田に書いてみただけ。
physical reviewは理論だったらちゃんと式の導出とか証明とかも書く。雑誌のレベルは高いことになっているけどくだらない論文も結構載る。 physical review lettersは短いレターしか載せない。...