2007-08-02

anond:20070802010902

エモティコンを使うのは、基本的には、それが簡潔にして率直に感情を伝えることの出来る手段だからだよ。文字情報の上では非言語コミュニケーションは不可能だから、その代替という位置付けだね。特に携帯メールだと、打込みが極めて面倒なので、可能な限り楽をするためには必要な措置だと思う。また、個人的な意見としては、感情を言葉それ自体として表現しないことによって、かえって言葉の部分に感情を付与しているのかもしれないと最近は考えているけれども、どうだろう? たとえば、「って、ダメじゃんorz」とか書いたとき、これを通常の意味における言語のみで表現するのは(「って、ダメじゃん……などとちょっと落ち込んでみたり云々」など)、冗長となってしまって、伝えたいものが変質してしまう。この場合、前者の方がより勢いがある。まあ、書き方を変えればじわじわとこみ上げてくるような笑いを誘うくらいは可能だろうけれども、この文章で表される自己ツッコミ的な表現はちょっと難しいかなと思う。これは、表現出来ないというよりは、エモティコン自体を表現幅のうちに含めていると考えていいと思う。感情を表現するのが目的であるときには、言語だってそれが感情に翻訳し直されて初めて意味を持つのだし、翻訳可能性が保たれる限りにおいては何も言語である必要はないんだよ、きっと。もちろん、世代によっては「こんなの理解出来るかヴォケェ」とか言いたくなる人もいるだろうけれども、元々彼らを意識して生み出された形態じゃないとすれば当然だし。日本人が「エングリッシュなんて理解出来るか」って言っても、英語は変わってくれないし。

と、低レベル大の学生がほざいてみる。こうした分野は専門でも何でもない。

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