2023-12-30

エスカレータで両側に立つべきに賛同できない理由

歩くと危ないという話と、輸送効率の話がまず二つあり、それとエスカレーター故障率の話がある。

最初の二つに関しては相反する主張だろう。

輸送効率では、人を物として扱うことだ。

歩くと危ないという話は、物ではなく人として扱うことだ。

まりどちらかの主張を選ばなければならないが、

私たちエスカレーターでは歩行してはならない理由として一括りに受け取っている。

  

歩くと危ない系の話としては

左手で手すりをつかまれない人がいるとか、左側に立てない人がいるとかであって

そういう人を見たことが無いし、右手でつかまっている人は見たことがあるのでそうすればよいのではないだろうか

輸送効率の話にとって、そもそも彼らは邪魔物だろう。

なぜなら彼らが左側に並んでいた場合、右側と交換しなけらばならず

その場合効率性は落ちるだろう(わずかかもしれないが)

まりこれらふたつの主張は混ぜてはいけないのである

  

歩くと危ない系の話はあまりに少数側に配慮しすぎているし、事情がある場合右側に立ってもらって構わないということを周知すればよい。

通常時に右側に立つことがマナー違反ということであるなら、限定付きで解放していけばいい話である。そしてそれを拒否する人はいないだろう。私も拒否しない。

急いでいる人がいるのにあえて両側に人が立つことで防波堤役割をさせようという考えもいけ好かない。(それは急いでいる人を強制的に歩かせない方法である。)

大阪万博等でそういった片方開けを抑止し、両側に立たせるシステムアピールしていたがこれも微妙気持ちにさせてもらった。欧米ではディストピアだと話題になること間違いない。

  

この混沌をもたらした全ての黒幕であるエスカレーター故障率の話だ。

輸送効率の話がでた恐らくの原因だと思われる。(鉄道会社は違うように見えた。)

エスカレーター会社にとって、片方乗り、またはエスカレーターを歩く、走るという行為エスカレーター故障率が上がる原因である

それを抑止するために輸送効率の話を持ち出し調査したのではないだろうか?

私がこの話に全く賛同できないのはこの歪みのせいである。

それに鉄道会社市区町村大学等、この歪みを正すことな輸送効率という呪縛にとらわれてしまっている。

おそらく解呪されることはないだろうが、両側に立つことが当たり前となった際には私も守ろうと思う。

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