一人から殴られたなら、一人から殴られたぶんだけの苦しみを受けたことになる。
つまり10人で攻撃するということは、通常の10倍の被害が出るのです。
ですから、1殴 を発生させた一人は1殴り分の罪を背負います。
10殴 を発生させた10人は「それぞれが10殴」の罪を背負います。
なぜ10人が、それぞれ一人ずつ10殴の罪を背負わなければならないのか?
傷害や効用などの他人に与える影響はときとして乗数的に増える場合があります。
小説を書いて流通させることで数万人を幸せにすることもあります。
そして一人の人が多くの人を幸せにする場合、多くの人からインカムが発生します。多くの場合はお金ですが、お礼や感謝尊敬というものでもいいです。
一人の人が多くの人を幸せにする場合、一人の人は効率的にこの世に莫大な効用を出現させたのです。
翻ると集団暴力によって、真逆のことを行うことができます。大量の人間による傷害暴行誹謗中傷によって、たった一人の人間に筆舌に尽くしがたり圧倒的な傷害を負わせることになります。
その人間が受ける苦しみは、攻撃する人の人数によって爆裂にふくれ上がり凝縮されます。
その結果、凝縮された筆舌に尽くしがたい犯罪と罪が同時に発生します。
大量の人間によって圧縮された筆舌に尽くしがたい罪を、「集団罪」と言う名前にします。
集団罪による被害者の苦痛は1殴 のような人と人とが少ない関係でやり合う、原始的な規模を超越しています。
一人の人が多くの人を幸せにしたように、一人の被害者の圧縮された被害は、多くの加害者にも凝縮された罪を発生させます。
被害者が集団罪による極めて圧縮された被害を受けているから、これは集団という性質によって犯罪のスケールがアップし、加害性、罪の重さもスケールアップしています。
そして、そのスケールアップした罪は、加害者一人ひとりも被害者に向けて丁寧に次ぐ夏とすればまた、被害者が受けた苦しみに匹敵する集団罪を、一人ひとりが背負う必要があります。
ネットの批判のような現象のインパクトを最大化して リアルいじめのようなガチ悪質行為のインパクトを最小に見積もるための理論だね
破防法