これは大リーグ選手ダルビッシュ有の有名な言葉だけど、ギターも同じだなと思った。
ギターを手に取ると、好きな曲やすでに上手に弾ける曲をいつまでも弾いてしまいがちだ。楽しいから。
だがそれは、漢字ドリルの最初のページだけをひたすら復習しているようなものだ。すでに覚えた漢字を何度復習しても、新しい字を覚えることはない。その字は上手になるかもしれないが。
ギターは、新しいコード、新しいキー、新しい運指を次々に覚えることで上達する。
ひとつの曲をマスターしてだいたい満足したら、その場でいつまでも足踏みをせずに、さっさと次の曲に進むのだ。
今までに身に着けた知識の組み合わせだけでも動くプログラムは組めるかもしれない。
たとえば、たいていのループ処理は for 文だけでもどうにか書けてしまうものだ。
しかし for できちんと動くものが作れたことに満足してそこで足踏みしてしまうと、ほかの多様なループ処理法をいつまでたっても覚えない。馬鹿のひとつ覚えというやつだ。
スラスラ書けた時ほど、自分が馬鹿のひとつ覚えに陥っていないかを省みる必要がある。
自分がまだ知らない、もっと合理的に書く方法があるかもしれないのだから。
とりわけ JavaScript は日進月歩で便利な仕様が増えていくので、最新仕様にキャッチアップするだけでもコードはどんどんシンプルになっていく。
新しい知識を仕入れることと、仕入れた知識を使いこなせるようになることの両輪でスキルは向上する。
自分への戒めとして。
これを思い出した。 https://twitter.com/fumieval/status/1663161595009314819
あれはマジ。先生から出された宿題をやって、提出しているだけじゃバカになる。成績がいい人は固ツイの勉強をやっているよ。疲れて潰れる前に正しい努力の仕方を身につけよう。
ごめん話が見えない。固ツイ? なんの話してる?