2023-10-11

とにかく大学が怖かったコミュ障の話

大学が怖かった。

今思えば、最初入学式あたりからもう駄目だった。

小学校からエスカレーター式の私立出身。これまでずっと、仲のいい少人数イツメンの閉じたコミュニティーにいたため、大人数にとにかく圧倒された。

大人数でワイワイやるということに慣れていなかったし、本当に苦手だった。

一応クラスはあり、ゼミにも所属していたので飲み会の誘い等も無くはなかったが、すべて断るくらいもはや飲み会恐怖症だった。

大学は実はぼっちに優しいんじゃないかと思う。友達を作ろうとしなくてもクラス単位で行動することがほぼないため、

ハブられているという目で見られることがない。

授業も一人で受けようと思えば全然受けられるし、お昼を一人で食べていても一人席を使えば色眼鏡で見られることがない。

その環境に甘え、私は大学で一人も友達を作らず卒業した。

転機が起こったのは卒業後だった。私は営業に配属になった。

強制的毎日不特定多数人間営業をかけ、足を運び、社内の飲み会にも参加せざるを得なくなった。

4年間ほぼ誰ともかかわらず過ごしていたので、私のコミュ力は地に落ちており、毎日それはもういろんな人から怒られまくった。

3年ほど罵倒されまくって今があり、最近転職活動をしていたのだが、

あれほど苦手で緊張しまくって変なことを口走っていた面接が、得意とはいかないまでも人並みに話せるようになっていた。

そして、あれほど苦手だった飲み会普通にふるまえるようになっていた。

振り返ってみて思うのだが、やはりこういった気質を直すのは暴露療法的な方法しかないのではないかということだ。

コミュ力コンプレックスがある人はいっそのこと営業になってみるってのもありかもしれないぞ。

まあでもクッソつらかったか事務転職するんだけどな。

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