「学級会」って揶揄されるような人らって、記述と規範、「である」と「べき」の区別が苦手なんだなって思う。あとマイ道徳規範と常識を混同してるというか。
基本的に社会は、積極的に他人を害さない限りは個人が何やったって自由、くらいのルールで通ってる。
直接的に他人を傷つけなくても、間接的消極的に他者を害する事に繫がるのでは?という事で社会的な問題提起もされるけど、それはレトリックや捉え方の問題だから意見が割れる事も多い。
でも、「学級会」の人らはそんな難しい話ではなく、「こうあるべきだ!」の押し付け合いに終始してる気がする。ファンならこうこうこうする事は当たり前ですよね?そうしない人は人間性(あの手の人達ってこの言葉よく使うけど「社会性」ではなく人間性と言う理由って何なんでしょうね)が終わってる!って。
例えばコスプレする人たちはよく公共の場では衣装を着るべきではないだのいや違うだのと喧嘩をしてるそうです。別に周りは大して気にしちゃいないだろうし、そんなのは自分の規範意識に従って好きにすりゃ良いだろと思う。でもコスプレイヤー全体に向けられる意識に関わるんです!とかキャラクターのイメージが云々と、各々がかくあるべきと主張しあってるそうです。
「衣装やシチュエーションが原作の文脈やディティールに沿わない」という事実からは、一義的に「それはキャラクターを侮辱する行為である」という規範が導きだされる訳じゃないし、ましてそれは「である」の話ではないんですけどね。