2023-02-06

中学受験算数問題見ると格差社会を実感して怖くなる

正方形に内接した円に外接した正方形の面積を求めよ」っていう問題とかよくあるじゃん

答を先にいうと「折り紙でパクパク嘴を作るときみたいに正方形□を四隅から折りたたんで菱型◇にしたときの面積って、半分ずつに折りたたんでるから半分だよな」を難しくしただけの問題なんだけど。

これの問題文の解説に「正方形に内接する円」とか「円に外接する正方形」とか言われるとめっちゃ難しく感じるんだよね。

実際図を描いて小学生説明してもなかなか理解してくれないんだよ。

だけどこれって「積み木を穴に落とす玩具遊んだことがある」「マンホールはなんで四角じゃ駄目なのかの丁寧な説明を聞いたことがある」って経験があるとあっという間に理解できるわけ。

この辺が「丸と正方形の図形的な特性に関する実体験」だから

でもこれってさ、親が教育お金時間を掛けてくれないと出来ないわけ。

まあテレビ代用してくれることもあるけど、親が頭脳番組を好むとか、子供が見たいチャンネルを譲ってくれるって土壌が必要なわけ。

中学受験問題ってこういう親側の「文化的資本理解がある」「経済的に余裕がある」「知的情報収集を娯楽として楽しめる」「子供の疑問にちゃんと向き合える」みたいな部分を試すようなものが次々やってくるわけ。

地頭とかって結局は親の教育方針に依存してるところがあって、馬が水飲みたくなったらすぐ飲める空間に住んでたかが最重要ファクターだったりする。

こういうの考えてくと、この社会ってとことん再生産なんだなって思うんだよな。

から何って言われると俺は頭が悪いから「虚しい」「悲しい」「なろうの設定かよ」ぐらいしか言えない。

だってオラは貧困層から

  • 知的な情報収集を娯楽として楽しめるって個人差すごくて親関係ない気がする

  • 寿司ペロと同じ環境で過ごしたくないなら選別は必要では

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