……だと思うんだよねえ。勿論底にあるエルピスは希望じゃなくて、ネガティブな意味での予兆の方。
最近特に怖いと思うのは、「発達障害(未診断)」と自己紹介に書いている人が増え、メディアでもそういう表記が増えた事。
これがもし「胃癌(未診断)」や「脳腫瘍(未診断)」だったらみんな、なんじゃそりゃと思うに決まっているんだよ
それが何故か「発達障害(未診断)」だと誰も疑問に思う事なく当たり前のものとして受け止め、未診断であっても診断済みの場合と同じように発達障害者だとして扱っているという不思議。
これってやっぱり「発達障害」概念がまさにニセ科学であり、無能な人間や社会にとって都合の悪い人間を放り込むゴミ箱として機能している事を意味すると思う
いやほんと、「発達障害」概念は悪魔の発明で、開けちゃいけないパンドラの箱だったと思うわ
それまでだって勿論無能な人間や人付き合いの下手な人間、社会で上手くやっていけない人間は沢山いたけれど、「発達障害」概念はそれに医学という名のお墨付きを与えてしまった
しかも未診断だとしてもちょっとでも心当たりさえあれば簡単に発達障害を自称・他称してしまうものだから
該当者は再現なく広がる
「大人の発達障害」概念が一般化した事により、それまでは何とかやれていた人間も実は自分も発達障害者なんじゃないかと疑うようになる
……こんな世の中で子供なんて産める訳ないでしょ
だって自分は発達障害じゃないと自信を持っていえる人間なんてごく少数の陽キャのエリートくらいだろうし、そうじゃない大多数の人間は何処かしら思い当たるところがある
子供に遺伝させて「発達障害」の烙印を押させる恐怖を考えたら、進んで子供を産みたがる人間はそりゃ減るよ
なのに少子化を憂う人達ってこういう話は一切せず、常に既に結婚して子供を産んだ人達に対する子育て支援の話『しか』しないのが本当に不思議。
あー、またひとのせいにしてるー