プーチン大統領はどうやら狂ってはいないようだとの観測がある(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09E5J0Z00C22A3000000/)。
しかし、結果として狂人のような決断をして狂人のような行動をする人を狂人ではない"はず"と期待するのは正しいことなのだろうか?
そのときプーチン大統領は人々が予想するような「まともな行動」を選択するのだろうか?
というような「まともな行動」をすることを期待してよいのか?
そして、そのあとは中国のお情けの元、以前ほどには立派には思えなくなってしまった自国と自分自身の権威に満足して大人しくしているのだろうか?
将来的には常識的な行動を取るはずだ、
と期待することは正しいのだろうか?
現在、米国が参戦しない「言い訳」としてロシアと事を構えれば核戦争が始まる、という理由がある。
しかし、プーチン大統領の暴走がウクライナ戦争後にも止まることがなければ、いずれは直接対決をせざるを得ない。
そのときに情勢は今よりよくなっているのだろうか?
そのときになれば核戦争を回避できる冴えたやり方が見つかっているのだろうか?
そういった心配をせずともプーチンは近々に失脚するから問題ないのだろうか?
さらに言えば、ポストプーチンがプーチンよりまともな人間であると期待するのも虫が良すぎる。
西側寄りの民主的な平和主義者が政権を奪取するのを期待するとか白痴に近い。
こんな事を考えていると思い切って、いま対決するのが正しい選択なのではないのか?
そんなふうに思えてくる。
思ったところで何がどうなるというものでもないのだけれど……。
「狂人のふりをする奴は狂人」だと一寸法師も言ってるからなあ