2022-03-09

公助・共助か努力

生活保護受給やその他の支援制度扶助制度を利用する人たち(≒自力生計を維持する事が難しくなった人)について、愚か者は「努力しろ」や「甘え」だの「自助しろ」だのと叩いて悦に浸るのがお得意だが、ここであえて「努力」について考えてみたい。

彼らがいう所の「努力」とはどのようなものを考えているのだろうか?

つの仮のケースとして、

・時期は2020年1月33歳:男性:家族なし

・昨年、軽い事故に遭い大事には至らなかったが、その精神的ショックで激しい吃音を生じ、それにより業務を果たせなくなり解雇される。

・そのほかの目立った健康状態の支障はなし

という人を考えてみる。

この場合、彼は就職活動を行ったとしてもコロナ流行により就職の口は少なく、また発話に支障があるため仕事に就くにはかなりのハードルが予想される。しかしながら身体面では健康就労問題がない。

この場合で手元不如意により数ヶ月後に生活保護申請を行なった時、身体面だけに着目し「甘え」という批判をする人間が出るだろう事は予想がつく。

しかし彼の場合、この状況ですぐにできることはせいぜいマスク医療用品の転売などを行い、劣悪な小売業者として利鞘を掠めるくらいであろうが、このような行為も彼らのいう「努力なのだろうか?

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