2020-08-13

インターネット自己責任

ネットに一度流出した情報は二度と元には戻せないんだから本名や顔といった個人情報を流すな

という戒めとセットで広まっていたのが「ネット個人情報晒したやつは何があっても自己責任」という自己責任論だろう

その自己責任論の暴走が顕著に現れたのが某弁護士コテハンネットリンチだろう

しかし、今や顔と名前ネットに出さない、ことの方が不可能に近い時代

知り合いのフェイスブック学校ホームページ大会の記録、勤務先のサイト取材を受けた先のメディア特別拒否せぬ限り自分情報が誰かの手でネット掲載され、時には許可なく自分情報を流されることもある

このような状況下で、個人情報流出拡散責任個人に求めるのはおかし

道すがら取材にあった際のキャプチャ画像が、永遠にネットに残される、それを自己責任と言えるのだろうか

自分情報自分管理できるような、本人の申し立てがあれば掲載された個人情報を即刻削除できるような厳しい規制必要ではないか

顔写真の「コピペ」なども、肖像権侵害として罪と認識させる必要があるのではないか

余談だが、忘れられる権利という言葉は、不十分なように思う。一度ネット掲載された情報が常に拡散し続けている状態を止めるのは、忘れられるというよりはこれ以上認知されないことに近い。閲覧者という仮定存在主体にすることで、責任転嫁しているように思う。個人情報自分意図せぬところで公開されない権利というのが本来求めるところではないのか

  • 写真がNGでもチーズ牛丼みたいに擬人化されるだけ 写実的な絵は写真と変わらない

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