近年のものだけ挙げると
タイトル通り、アメリカのシリコンバレーでIT長者を目指す若者たちの物語。
作中で「Vim vs Emacs」、「スペース vs Tab」論争をやるくらいにはIT関連の描写が細かい。
逆に言えば上の意味が解らない人が観ても楽しめない可能性がある。
重度の精神疾患を患った凄腕プログラマーが巨大金融企業のサーバをハッキングすることで国民の借金を帳消しにして、経済格差を減らそうとする物語。
ハッキングに至るまでの手段や実際のコンソール画面が正確に描かれている。プログラマーでなければ解らない小ネタが多い。
例えば、主人公とある人物がLinuxのデスクトップ環境(KDEとGnomeのどちらが良いか)について話し合うシーンがある。
シリコンバレーと同様にITに理解がなければ楽しめない可能性がある。
これらのように正確な描写を徹底している作品はプログラマーの感心を買う一方で、大半の非IT従事者を置いてけぼりにしてしまう場合がある。
万人受けを目指すならハッキング描写なんて画面ピカピカ、変なサウンドピコピコ、エンターキーターンッくらいの方が受け入れられやすいとは思う。
「半沢直樹」を視聴するボリューム層がそのあたりに詳しくなさそうなのは明らかだし、そもそもITそのものがメインテーマでもないし。
こないだも半沢直樹が悪い意味で話題になった。 ハッキングシーンはじめ、IT考証が雑な作品ってのは山ほどあるし、 黒い部屋でフードかぶったハッカーがカチャカチャしながらよーし...
近年のものだけ挙げると ・シリコンバレー タイトル通り、アメリカのシリコンバレーでIT長者を目指す若者たちの物語。 作中で「Vim vs Emacs」、「スペース vs Tab」論争をやるくらいにはI...