2020-05-20

リモート飲み会に一度も参加しないまま、リモートワーク期間が終わる

4月6日から来週まで、リモートワーク期間だった。

会社が、世間から比較的遅かったかもしれないが、全社員リモートワークを命じてしてくれた。


およそ1.5ヶ月の間、リモート飲み会には一度も参加しなかった。

たまたま、本当にたまたま、酒を断っていた。


3月下旬から我が家愛猫の体調が悪かった。

深夜に容態が変わってしまうことに備えて、

夜間でも冷静に判断することに備えて、

酒を飲まないようにしていた。


リモート飲み会に何度か誘っていただくことはあった。

新卒入社者の歓迎会、チームの親睦会、役員から突発の誘い。

すべて断った。

仕事が終わっていない、頭が痛い、明日早起きをしなければいけない。

適当理由をつけて、すべて断った。


ある日、中学時代の友人10名強と、LINEテレビ電話で集まった。

皆の顔が見たかったし、田舎の様子を聞きたかった。

しかしその時も、僕は酒を口にせず麦茶を飲んだ。

麦茶とともに、昔話を楽しんだ。


リモートワークを奨励してくれた会社には感謝しかない。

生産性が下がるリスクを顧みず、政府要請に応えてくれた。

私は愛猫と過ごす時間まで得られた。


愛猫の体調は無事に快方に向かっている。

体調を崩した当初とは比べものにならないほど元気で、食欲もある。激しい運動もできる。


リモート飲み会とはなんだったのか。

今般の非常事態象徴か。

そんな事態を笑いのける姿勢だったのか。

参加しなかった私にはわからない。


いま思えば、リモート飲み会に参加していたらよかったかもしれない。

いや、リモート飲み会など、必要なかったかもしれない。

参加しなかった私にはわからない。


次、リモート飲み会があれば参加したい。

いや、もうリモート飲み会など、なくていい。

参加しなかった私には必要ない。

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