2020-01-09

髭男に思うこと。

音楽はとてもいいなぁと思いながら聞いているんだけど、言葉センスが最悪的に苦手と感じている。

自分が初めて髭男を認識したのは、去年の高校野球だったと思う。

宿命」の歌詞ものすごく違和感だらけだったのだ。

歌詞から推察するに、最初から高校野球に向けてのオファーだったのだろうと思うのだが、非常に気持ち悪い。

特にサビの部分が最悪だ。抜粋する。



奇跡じゃなくていい 美しくなくていい

生きがいってやつが光り輝くから



そもそも野球プレイ奇跡も美しさも求められていない。

愚直で確実な守備なんかや、場面場面に応じた集中力の切り替え、走り出す瞬間の判断力

奇跡や美しいプレイが稀に起こった時に感動はするが、別段、それを求めている人は少数派ではないだろうか。

高校野球に、奇跡や美しさを求めているのではなくて、真剣さとか諦めない姿勢を称賛するのであって、奇跡だの美しさは後付けでしかない。

言葉選びが本当に気持ち悪い。

毎回、この曲がかかるたびにうんざりしてしまった。




あと、Pretenderもかなり苦手な言葉センスである



君の運命のヒトは僕じゃない



自分コミュケーション能力とか相性の悪さを、運命という言葉責任逃れしているのが苦手だ。

折り合わなかった悲しさはわかるけど、人生や目の前の決裂の責任を、運命とやらに押し付けるのが非常に傲慢だと思う。

別れるのは運命だったというなら、まだわかる。

しかし、運命の人じゃない、という言い方にすることで、まるで運命の人というものがあたか存在するような、万能の存在があるような物言いに、そして、それが自分じゃなかったという言い訳は、筋違いというか、真摯相手に向き合っていたのかと思うと、やっぱり気持ち悪い。



運命だとか宿命だとか、こういう言葉に引っかかる自分とは、運命とか宿命解釈にかなりズレがあるんだろうと思う。

もやもやをいまだに言語化できないけど、髭男のこの二曲は本当に苦手である



他の曲は歌詞ちゃんと見てないんだけど、たぶん引っかかるんだろうなぁと思ってるし、配偶者が好きなので、どうしても聞くときはあるし、相手にも苦手だということは伝えてあるし、宿命に関しては同意見だけども、ラジオでかかっちゃうもやもやするので、整理するために、言語化できない部分も含めて、ここに置いていく。

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