2019-12-30

今年の年末

年末はずっと家に引きこもって寝るか卒論執筆するかしている.12 月初旬に中間発表を終え,特に新規性も出ないままはてどうするかととまどっていたのであるが,同じ分野をやっていた研究室の先輩の卒論をじっくり読み返していたら奇跡的にその拡張を思いついた.個人的にはそこまで非自明な結果ではないが,あまりにもきれいな結果であるので,他分野のどこかで誰かが同等のことを思いついているであろう.私がやっている分野では知る限り誰も思いついていない.恋人ベットで寝ている夜明けに夢中で数式を書きなぐった.思いついたものをすぐに実装し,いくつかの観点で「自分の出した結果は確かか?」を検証した.するとどうやら間違いないようであり,理論的に最適なものが導けたようである確信を得てから指導教員に報告に行った.

そこからはずっと夢中だった.うつ気味でやる気のしない時もあったが,シャーペンを持って紙に向かっている時,プログラム実装している時,論文を書いている時,夢中になれた.

先日卒論の第 1 原稿を持って指導教員ミーティングをしたのであるが,先生は「数学能力も高そうであるし,研究者になる道も考えてみてはどうか」と言ってくださった.うれしかった.無論,自分特筆するような才能はないことはわかっているし,先生は新たな研究者を輩出することを目的とした教育者であるからそのようなことをおっしゃったのだろうが,それでもなんだか無性に喜ばしかった.

卒論学術論文として外部に出してはどうかと勧められている.卒論英語執筆することにした.いろいろなことに挑戦できている気がする.来年から同大学院修士に進学する.どこまでやれるかわからないが,希望が少し見えてきた.

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