2017-02-22

気に入ってたマッサージ師がそうでもなくなった話

自分の一感情として赤裸々すぎるので、適当フェイクを織り交ぜて書いたことを一番最初にことわっておく。

数年前から通いつけのマッサージ店がある。

丁度昨年の今頃に入った、不器用ヘタレっぽい若い男性がいた。

そのFさんは、自分とは一回り以上歳の離れたかわいらしい人だ。

マッサージはそれまで色々な方にランダムに入ってもらっていたが、ある日ふと気が向き、受付で指名をたずねられたタイミングで彼にお願いすることにした。

それから半年、天然なところは変わらないが回数を重ねるごとに施術は徐々に上手くなっていき、何より彼の純朴な雰囲気が魅力的に思えた。

(彼のかけているちょっとヘンテコなメガネも良きチャームポイントだった)

年始忙殺されて疲労もたまり年末以来久しぶりに店へ顔を出した。

Fさんは丁度別のお客の接遇中だったこともあり、指名をせず別の方にやって頂いた。

そしてまた別の日に指名をした際、これまでのFさんとは決定的に何かが違う。

上手く形容できないが、マカロニしか入ってないマカロニグラタンとか、味噌出汁を入れ忘れて具を煮ておいた味噌汁みたいな、まるで別人のようだった。

幸か不幸か、二月は一番仕事が暇である

首の寝違えをみてもらいに数日前、また顔を出した。

その時、受付で最近Fさんに恋人が出来たことを知った。

違和感の正体は、恋人ができたFさんなのか、はたまた知らず知らずのうちに彼に恋心のようなものを抱いていた自分なのか。

人間気持ちって厄介だね。

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