タイトルはただの釣り。「火星の人」にiPhoneでもOculusでもfacebookでも好きなものを入れて欲しい。
だがこれは火星の人の話だ。
オデッセイの原作、火星の人はもともと、web小説であるという。
残念ながら、海外のアマチュア小説を取り巻く状況に明るくないので、あんまりこれに言及すると方々から指摘を受けそうな気がしている。よって、あっちのことを詳しい人がいたなら書いておいて欲しい。
日本では、なろうとか、pixivとか、その他の台頭で個人サイトが限りなく駆逐されて、(と書くと駆逐されてないという意見もありそうだが、最近本当に見なくなってしまっていることは概ね同意できると思う)
だいたい、アマチュアの人々は小説家になろうに集っているのではないかと思う。
で。なんでなろうは「異世界転生奴隷チーレム」がこんなにも流行して、火星の人のような、趣味を極めましたみたいなのが出てこないのか?
いや、もちろんそれは掘り当てられていないだけだろ、という指摘はその通りであり、なろうは〜と主語を大きくできるほど、なろうに対して精通しているわけではない。
翻って、1500万字読んで8作品という状況においそれと踏みこめるほどの時間を有しているわけでもない。かなしいかな。
少なくとも書籍化されている何作品かを読んだ限りでは、趣味を考慮したとしても
「いやなんでこれ書籍化されてんの?」と思うのがかなり。
その陰で、新人賞とかをくぐり抜けてきた本が一巻打ち切りである。なろう発のものは順調に巻数を伸ばしているにも関わらず。
げに哀しきは資本主義か。
いやまぁ、それつまんなかったんじゃね?という指摘は、そうなのかもしれないんだが、俺は好きだったんだよ…うん…
…と、ここまで書いて思ったんだが、火星の人が出たのは2014年だったりするわけで、多分この議論はすでに二年前にされ尽くしているのではないかという。
海外でも若者はトワイライトみたいな意味わからんファンタジー読んでるじゃねえの? 結局増田は流行り物追っかけてるだけなのかもよ
いや、火星の人って内政系でしょ? まおゆうとかヒモ生活みたいなさ。 火星の人となろう小説との差は知識の精度だけで、 根本的にはどちらも同じ、作者の趣味全開の代物だよ。
「火星の人」読んだけど面白かったよ。 結末を考えないで書いていったっていうのも面白いエピソードだったw これ、webでライブで読んでたらたまらなかっただろうな~。