2015-09-28

[]米澤穂信インシテミル

これがミステリかーという感じ。

良くも悪くもそこを突き詰めただけで、キャラクターストーリーが驚くほど薄い。

からまず登場人物が覚えられない。

脈絡なく10人も出てくるとか。海外小説かよって感じ。

あれだよ、最初結構な人数のキャラ説明がついてるタイプのあれ。

からなくなったらそれを見ろってことなのかもだけどもうその時点でめんどくさって感じ。

これはそれすらなかったからもう序盤で名前キャラ覚えるの諦めて字面だけ追っていった。

まともに推理なんてしなかった。

適当に考えて一番あやしいお嬢様犯人じゃねーのとしか思ってなかった。

何のスキルもないと思ってた主人公は実はミス(笑)だし。

なんつーかミステリとか考えるのめんどいんだよね。

そういう意味では単純に自分に合ってなかったハズレ本だったってだけかもしんないけど、

ミステリだけに特化したこと考慮してもそこまで面白いか?とは思う。

せいぜい普通のよくあるパターンじゃんみたいな。

火サスじゃねーけど、他のミステリ小説なら多かれ少なかれ動機なりキャラ掘り下げなりがあるから許される部分がゴッソリ抜け落ちてるから

トータルで普通以下の面白さにしかなってないんじゃないの?って思った。

最初意味ありげな館の見取り図もほぼ意味ないし。

ググッてみるとインシテミルだとかのハード系派の米澤穂信好きな人と、

古典部系のライト派の米澤穂信好きな人がいるみたいだけど、

自分後者だな。

後者ですらミステリ部分で考えるのめんどかったかキャラ小説として読んでたくらいだし。

ミステリをまともに考えて取り組める人の根気強さがうらやましい。

飽きっぽくて頭のわるい人間にはミステリ苦痛しかない

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