2015-06-11

ゲームってつまらない」って思いたくない

最近ゲームをつまらないと感じることが多い。

コントローラーマウスを握りながらふと金にもならない技術も身につかないくだらない作業に余暇を消費したくないと思ってしまう。

悔しい。

そう思ってしまうのが悔しい。

ゲームで何も身につかないのは当たり前だ。

そりゃネットゲームで知り合いが増えたり、学生時代ドラクエ話題で盛り上がったりはしたけど、それはあくま触媒にしただけであってゲーム自体コミュニケーションネタしかない。

その中身は昨日のニュースでもいいしアニメ話題でもいい、ゲーム攻略情報なんて話に刺激を加えるためのマクガフィンだ。

そうだゲームなんてやっても結局楽しいだけでなんにもならない。

オナニーしてシコシコして気持ちよくなったなんて素晴らしいんだ(byディオゲネス)でしかない。

それを知っていて俺はゲームをやったはずだ。

だけどそこに意味を求めてしまう。

「こんなの人生の役には立たないよね」という声に「でも楽しいから問題ねぇ!」と強気に返せなくなってきた。

「確かに俺もそろそろ勉強とかしとかないといけないな」「ジムでも行って体を鍛えないと成人病にかかりそうだ」なんて声が聞こえてきたらそのまま押し切られて「本当にその通りだ俺は一体何をやっているんだ」と熱が冷めてしまう。

悔しい。

俺の中からまれてきた言葉が俺の楽しみを妨害していく。

格好つけて「所詮は0と1の羅列さ」なんて言ってみせた所でそれはタンパク質の塊である自分を棚に上げた恥知らずマウンティングしかない。

悔しい。

俺はゲームを楽しみたいのに俺自身がそれを妨害してくる。

無駄に格好つけたり今後の人生についてまじめに考えてるふりをして冷めたポーズを取らせようとする俺が邪魔しょうがない。

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