2015-04-20

少し遅くなったけど、職場飲み会の席で、下戸の新社会人にハイボールを薦める理由

学生ときまでは、お酒の席でも、気心の知れた友人たちは下戸キャラ理解してくれて、無理に酒を飲まそうとされることはあまりなかっただろう。

でも、社会人になると、下の者が上の方へ、上の方が下の者へ、相互にお酌しあうことがどうしても避けられない。そういうときの酒はたいていビールだ。

本当にまったく一滴も飲めない人は、「学生時代、少し飲んだだけで病院搬送されたことがあるんですよー」とでも言ってお茶を濁すしかない。

それでも、「飲んでいるうちにだんだん強くなるから」、とか「これくらい飲めないようでは社会人としてやっていけないぞ」などと無理に飲ませようとするおっさんもの多いこと。

そこで、ウーロン茶ジュースでは逃げ切れないな、どうしてもなんらかのお酒を飲んでいないとかえってお酌攻めに遭うな、と察して覚悟を決めたら、ハイボールを駆け込み寺にしてみてはどうだろうか。

数年前からハイボールブームとここ半年くらいのマッサンブームで、ハイボールはすっかり市民権を得て、飲み会の席でも大差はあるものビールに次ぐ地位にあると言ってもいいと思う。

実際、通風持ちのおじさんたちや血糖値が気になるおじさんたちは、ハイボール焼酎を飲むことが多い。こういうおじさんがその場の偉い人だと相互お酌の苦労がぐっと減るんだけどね。

で、自分ハイボールのグラスを持って、偉い人にお酌しにいって、偉い人からお酌されそうになったときハイボールのグラスをさりげなくアピールしてなんらかの言い訳をするしかない。

たとえば、「下戸なので少しは飲めるように頑張っているんですけど、どうしてもビール日本酒のような醸造酒は悪酔いしちゃって」などと言っておけば、新人への飲酒の無理強いも少しは減る、、、かもしれない。

なお、ハイボールあくまでも「自分が飲んでいるのはハイボールです!」というアピールによって、ビール日本酒焼酎などなどのお酌から逃げるための小道具なので、たまに口をつけていれば、飲み干す必要はない。

ここで注意しておきたいのは、「ハイボールなんて邪道だよ、今度行きつけのバーで本当のウイスキーを教えてやるよ」というようなウイスキーファンの偉い人に目をつけられること。

でもこの場合、美味いウイスキーを奢ってもらえる機会なんてそうそうないし、偉い人と仲良くなれたらラッキーだし、バーで飲むような人は悪酔いするまで飲むことを善しとしないマナーを心得ている、、、ことが多いと信じたい。

なにはともあれ、社会人になってお酒から逃げ続けることはとても難しい。いわゆるアルハラが横行している。

最善なのは一切飲めない・一切飲まないが通用することだけど、なかなかそうは行かないので、次善の策=逃げ道としてハイボールと良い言い訳のセットを持ち合わせているといい、と思う。

ああ、下戸はつらいよ。

  • 今時こんな昭和な会社があるのか いくつかの会社で働いたことあるけど 飲み会断ることも簡単にできるし 「飲まないんです」が通用しなかったこともない 子供時代はいじめられっ子で...

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  • かばってもくれない目上の言葉など、 へのつっぱりにもならない。 口つけるだけでも身の危険がある人間が世の中にはいる。 違う酒をみせつけてもおれもおれもと親切のつもりでのっ...

  • 間違って酒を断れないような時代遅れな会社に入ってしまったら「宗教上の理由で飲めません」で。

  • ハイボールなんて邪道 まさにそのとおり

  • なぜハイボール? ハイボールよりビールのが酒抜けいいよ ノンアルコールビールでいいじゃん

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