俺は冴えない高校生だった。女子とはほとんど喋らないし、恋愛経験もない。当然、高校卒業時に俺は童貞だった。
そうはいってもクラスで浮いてると言うほどでもなかったから、普通にクラスの打ち上げには呼ばれたし、そこでワイワイしていた。
打ち上げのボーリング中、クラス1の美少女が、自分がまだメールアドレスを知らないクラスメイトにメアドを訊いて回っているのに気付いた。
俺も訊かれるかなあと思っていたら訊かれて、めちゃくちゃ笑顔で教えたと思う。
他愛もない話をしてるうちに、なぜか明日河川敷で会うことになってしまった。
だんだんその子が下ネタに話を振ってくるようになり、ヒートアップしたところで、
「あれ何の建物か知ってる?」
知らないと答えると、
「ラブホだよ」
俺は動揺していた。
その子は笑いながら、
「入ってみる?」
と聞くので、これは一生に一度のチャンスだと思い、入ると答えた。
そのあとはもう想像の通りです。
しかし結局その子とはそれっきり会うことも連絡を取ることもなかったけど。。
あれから5年。
1年浪人して、なんとか私文に合格し、卒業も決まり、内定も取れた。
あれから5年ですよ。信じられないな。
そんな妄想して悲しくならない?
初体験がちょうど10月5日だったので書いていきます。 俺は冴えない高校生だった。女子とはほとんど喋らないし、恋愛経験もない。当然、高校卒業時に俺は童貞だった。 そうはいっ...
努力もせずに棚ボタ脱童! これはまさに童貞の妄想力! と童貞の俺は思う。