2013-11-14

若年起業者の視野の狭さ

若年起業者の多くは、当然ながら平均的就活生程度にしか会社産業社会を知らない。

(この文章では「起業家」と呼ぶに値しない有象無象を「起業者」と呼ぶ)

流行りに乗っただけのチャラい企画が多い。モバイルソーシャルコマース、ローカルゲーミフィケーション、スタンプ云々。

どんな価値を実現するのか、どんな問題を解決するのか、はっきりしない「事業」の企画。空疎なコンセプトだけが並んだ「事業」企画プレゼンテーションピッチ)。「事業」と呼ぶに値しない。

そんな起業者は「テレビCMやってる会社にだけエントリーする就活生」と同レベルだ。

いや、それ以下かもしれない。

そういう就活だって選考に落ちまくったあとでは、B2B企業視野を広げてエントリーする。

君ら若年起業者はどうだ? 君らはB2B企業について何も知らないのではないだろうか。

君らはいっぱしの「起業家」気取りかもしれないが、選考に落ちまくる就活生以下だ。

世の中には「ぜんぜんセクシーじゃないけど確実にマーケットがある領域」があるのだが、君らはそれを知らない。

起業するなら、少しばかり調べてみたらどうかな。

さて、君が運よく事業機会を見つけたとする。(君の判断など当てにならないが)

そのうえで、君らは即戦力ではないのだから起業に際して「社長」や「CEO」といった肩書きにこだわるのはナンセンスだ。

君らの取り柄は若さだけだ。無理が効く体力や、失敗しても許してもらえる特権だ。

から、君らのやるべきことは、大きな事業機会を見つけて、その領域経験を積んだ人と共に起業することだ。

君は肩書きこそ「共同創業者」や「COO」になるかもしれないが、その時点での君らはアルバイトと大差ない。

君らは即戦力ではないが、創業したばかりの会社に山積する雑用をこなすことはできる。それが君らにとっての「OJT」だ。それによって君らは仕事を覚えるのだ。

その後、会社が成長し、君も成長すれば、役員という肩書きに実質が伴うだろう。君を見る人々の目も変わるだろう。

そのとき君は有象無象の「起業者」から、本物の「起業家」になるのだ。

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