2013-06-06

アベノミクスはなぜ失敗したのか

株価の下落が止まらない、このままのペースで下落を続ければ

参議院選挙が行われる7月には民主党政権時代の8500円を割り込む勢いであ

この下落に対して自民党議員は、今は調整でそのうち上向くとしかわず

あげく、第4の矢に増税による財政健全化をあげている始末だ

消費税増税で景気回復というのは、民主党の言だったが自民党もこの路線は変わらないようである

一部報道では、今回の下落は年金が売り仕掛けを行ったためであり

外国人投資家はまだ日本株を持っているとのことである

ダウがあれだけ堅調だったのだから外国人投資家日本株を買っているのは当然だ

しかし、ダウも1ヶ月ぶりに15000ドル割り込みアメリカの景気も先細りがはっきりしてきた

外国人投資家が一斉に資金を引き上げれば、更に急激な株価下落も予想される

11日の日銀会合で黒田バズーカの2発目が発射されるのではないかと期待する向きもあるようだが

黒田総裁は、インフレ率を改善すれば全て上手くいくと思っているようで

金利上昇や株価の下落に対して、有効な対策を行うことはないだろう

そもそも、今の株価黒田バズーカの1発目を発射した地点に達しており

ETFREITの枠を多少増やしたところで一時的な上昇はあるにしろ

長期的には株価に影響を与えることはないだろう

リフレ派の学者株価上昇局面では株価を上げずに景気回復はできないなどと言っていたが

下降局面に入ると下落を喜んでいる売国奴が誰か分かって良いなどと矛先を変えてきた

このままアベノミクスを続ければ日本は間違いなく破綻するのだから憂国を思う国士であれば

政策の失敗を批判するのは当然である

マスコミもあれだけアベノミクスを煽った手前バツが悪いのか

乱高下とあたかも、株価上下を繰り返しているかのように報道しているが

実際は一方的な下落でありこの傾向はアベノミクス前の水準までは続くだろう

いずれにしても、政府日銀ともマーケット失望真剣に取り組む気はないようだ

金融緩和により円は下落し物価は上昇、給料は上がらずスタグフレーションに苦しむなか

消費増税で更に消費は冷え込み、企業人件費の安い外国工場を移し、国内雇用は落ち込んだまま

これが今後3年続く、自民党政治の結末である

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