2013-05-26

鬱の友人

大学生とき、友人が一人うつ状態(だと思う。病院に行っていたが診断名は知らない)になった。

元々孤立しがちなその友人と、行動班などの関係で一緒にいることが多かった私は、成り行きで彼女の話を色々と聞く役になった。

話の内容は主に自虐と周囲の苦手な人への愚痴堂々巡りで、同じことを何度も繰り返す。思考がそのようになっていたんだろう。

まだ未熟で、うつ病についてもよく知らなかった私は、「気にしすぎ」「クヨクヨするな」というような言葉をかけて、自分が話を聞くのに飽きると適当に会話を打ち切っていた。

今にして思えば最悪の対応だが、そんなやりとりでさえ私には結構負担で、多少の後ろめたさを感じつつも結局はその友人とは距離を取って疎遠になった。

風の便りでは、その友人も今のところそれなりに何とか暮らしているようだが、もっとましな対応をしてあげられなかったことを、私は少し悔やんでいた。

そして今、別の友人がやはり仕事負担うつ状態になっている。

今度はもう少し何とかしたいと思って、相手の話を否定せずに聞いたり休職を勧めたりしているが、事態は全然よくならない。

からといって無理に職場に押し掛けて友人を連れ帰るわけにも、当然いかない。

結局、友人程度の関係うつ状態を何とかしようと思うのが、思いあがりだったのだと今更実感している。

相手の人生を全て引き受けられる、家族くらいの関係でようやく何かできるかどうか、なんだろう。

今の友人はもう何か月も、話すと「死にたい」を口にしていて、今にも本当に死んでしまわないか気が気ではない。でも私には実効力のあることは何もできない。

あと私に残された道は、不治の病にかかった人を前にしたときのように、友人の死に備えて覚悟をしておくことだけなんだろうか。辛い。

 

 

追記

 

みなさん、アドバイスありがとうございます

言われてみると、何だか私が少しパニックになっていたような気がします。これでは友人に悪影響を与えますね。

頭を冷やしてもう一度、何が一番大事かをよく考えます

親切なレスばかりで嬉しく思いました。増田相談してよかったです。

  • 相手の人生を全て引き受けられる、家族くらいの関係でようやく何かできるかどうか、なんだろう。 ... あと私に残された道は、不治の病にかかった人を前にしたときのように、友人...

  • 大切な友達なら、暗い話を聞いてあげるんじゃなくて普通に遊んだら? 死にたい気持ちについていくら話しても死にたくなくなるわけじゃないけど 死にたい気持ちをしばらく忘れる時間...

  • 自殺の危険を感じるのなら、先ず、ご家族や責任を負える立場(管理職)の人に連絡が可能ならば、早急に報告したほうが良い。 ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん