http://www.news-postseven.com/archives/20130210_170585.html
サンドラさんによると、ドイツで「問題行為」(授業中に騒ぐなどの行為。髪の毛を染めるような身だしなみや学校外で起こした問題ではない)を起こした生徒には、まず「口頭」で注意される。その「注意」が3回たまると、校長から生徒の家に「問題行動を起こしたことへの注意」が書面で送られる。そしてこの書面が3通たまったら退学、という。
問題行動を起こす生徒を体罰してでも矯正するっていうのは、確かにある意味で情熱や愛情がないとできない行為だとは思う。
そこまでしてでも学校に置いてやろうとするんだから、卒業後に「あの時体罰を受けていて良かった」と言う奴がいるのもわかる。
「口で言ってもわからない奴」はいつの時代にも一定数以上いるわけで、放置しておいたら他の生徒の学習機会を奪うだけだし、
体罰による矯正がなかったら、問題行動を起こした生徒は隔離するか退学にするしかないだろう。
校内で生徒が暴力沙汰や犯罪を犯したら、即刻警察に通報して司法の裁きを受けるようにもなるだろう。
これは、「先生が生徒を見放す」ということでもあり、それを保護者や地域社会が受け入れるということ。
学校教育に人格の矯正まで期待するのが間違いで、最低限の社会適合性がない生徒は学校から排除せざるを得ない。
でも、今体罰を批判している人たちは「先生が生徒を見放す」ことを覚悟しているようにはあまり見えないし、
先生に「体罰は駄目だ、でも最後まで見放すな、何回でも口で言えばわかるはずだ」と無理難題を押し付けてるようにしか思えない。
学園ドラマでよくある「暴力行為を起こした生徒を退学にしようとする教頭」と「必死に生徒を庇う熱血暴力教師」の構図で、
いや、反応がワンパターンで面白い
退学でいいよ。