2012-04-11

風俗10カウントダウンにして処女厨と記念すべき初遭遇

風俗嬢やってかれこれ8年ほど経ちますけどね。

こないだ噂の処女厨とやらに劇的な遭遇を果たしましたよ。

何かね、店に電話して来た時点で身長ブラのサイズ年齢まできっちり聞いてきて、

本日入店一切経験なしって前提で呼んでくれたわけですよ。

そういうことで話合わせといてねって店長に言われまして。

で、対面して本日入店しました○○でーすって挨拶したら、

「えっ、初めてなの?初めて?」ってやたら大袈裟に聞いてくるんですよ。

今日入店してこういう仕事するのは初めてですけど、

一応ここ来る前に接客して来ましたよ(だから手順はわかってますよ)って言ったら

みるみる顔色が変わり、

「ここ来る前にお客さんについたの?」「前からこういう仕事してたの?」「この店はよく出てるの?」

ってその部分にだけ異様に執着して追及してくるわけ。

こっちも引っ込みつかなくなったから、もう最初言ったとおり初接客じゃないってことで話を通すしかない。

客は隅に行って店と電話し始めて文句たらたら。

「話が違うじゃないか今日初出勤で完全未経験って言ってたのに、初接客じゃないって言ってるぞ」

「もう二度と頼まないからな、こんないい加減な店には」とかかんかんに怒ってた。

結局キャンセルになって事もなく帰りました。

ええ、当然店には叱られましたよ、店の信用を損ねた、って。


風俗10突入目前にして遂に噂の未確認生物との遭遇を果たした。あれが処女厨というやつか。

私に対して「初めてなんだよね?そう聞いたよ?」って言わず

「えっ初めてなの?」「この店にはよく出勤してるの?」「前からこういう仕事してたの?」「ほかのお客さんの後に来たの?」

とかまをかけるあたり、処女厨のやり口なんだろうな。



譬えるならば

真っ白純白で塵一つ落ちていない雪原に黒く足跡をつけて歪んだ征服感や優越感を獲得したいというような心理なのだろうか。

あるいは近世西欧探検家たちが未知の新大陸に進出して自国の領土拡張していったときの野心にも似た心理なのだろうか。

もっと単純に他の男の精液が付着したイメージを催す女を抱くのは屈辱だということなのだろうか。




しかし、まだ一度も接客していないにせよ、すでに100人の客と寝ているにせよ、

こういう商売に手を染めている時点で純潔性などあるわけがなかろうに、

まだ一人の客とも寝ていない初心者嬢であったとしても、プライベートでは他の風俗嬢以上に多くの男とやりまくっている可能性すらあるのに、

風俗嬢処女性や純潔性を求める(妄想する)客って、自己矛盾起こしていること自分でわかってないのだろうか?

そんなに純潔性に固執するなら自分しか体を許さない貞淑な女性と付き合えばいいだけの話なのに。

それができないか風俗に来ているんだろうに、

お金と引き換えに誰に対しても無差別に性を提供することをこの男は要求しているからこそ風俗を利用しようとしているはずなのに、

自分以外の男にも無差別に性を提供するのが許せない、自分だけを特別視してほしい、って、

自分自身が依存しているシステム(性の無差別性)を根本から崩す要因(貞淑さ)を欲している時点で袋小路に迷い込んでいるよなあ。



処女厨の望みを叶えても叶えなくても処女厨は怒るということがわかったというのが彼らとの初遭遇によって得られた結論でした。

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