2012-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20120302123410

それが低いわけがない。技術戦略として負けたという言及もあるけど。

しかし、それを製品化した時に、他社に対してどの程度差別化できるものだったのか。DRAMに関して言えば健闘していたのかもしれないが、一方でこういう話もある。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120301_515496.html

とすると、この文中にある "try & error" がどれだけできる という点は間違ってる気がする。

コスト意識を高めるならば "try & error" の回数をどれだけ抑えられるかでは?

研究開発コストの削減と、生産コストの削減の二つの話がある。

前者については、業界によってはシミュレーションで置き換えようみたいな話はある。ただ、こういう先端的な分野では難しいだろう。

結局は、泥臭い実験にどれだけコストをかけられるかの勝負になる。そこをケチることが、レースからの脱落を意味するなら、手を抜くこともできないだろうし。

銅線をアルミに、というのは後者生産コストの話。これも、量産時のコストに直結する、すなわち製品力に直結する話だ。

で、そういう「工夫」にしたって、try & errorにコストをかけた賜物だろう。

経営層を含めて、「知恵を絞る」のはタダだ、とか思ってる人が多いようだが、そんなわけはないんだよ。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん